次期戦闘機輸出 手続き厳格化へ総理「閣議決定含め検討」公明代表「妥当な方向」[2024/03/12 20:10]

 日本がイギリスなどと共同開発する次期戦闘機の輸出を巡り、岸田総理大臣は公明党の山口代表と会談し、厳格な手続きを取るため「閣議決定を含めて政府の方針を検討したい」と伝えました。

公明党 山口代表
「(岸田総理から)厳格なプロセスを取っていくために閣議決定も含めて政府の方針を検討していきたいと、このようなお話、説明がありました」

 これについて、山口代表は「国民の理解を得るために妥当な方向だ」と評価しました。

 次期戦闘機の第三国への輸出を巡り、自民党と公明党は政調会長間で協議を行っています。

 第三国への輸出について、公明党は無制限で認めることに懸念を示していて、輸出対象国から紛争当事国を除外することや輸出を認める際の審査手続きの厳格化など「歯止め」の具体策が焦点となっています。

こちらも読まれています