民間小型ロケット打ち上げ失敗で政府「原因を分析し課題解決を」[2024/03/13 18:30]

 民間企業の「スペースワン」社が開発した小型ロケット「カイロス」の打ち上げ失敗について、林官房長官は「失敗の原因を分析して課題を解決してほしい」と語りました。

林官房長官
「ロケット打ち上げ能力の抜本的強化、これは我が国の宇宙政策の最重要課題であります。まずは今回の失敗の原因を分析しまして、課題を解決していただきたい」

 カイロスには政府の小型衛星1機が搭載されていましたが、林長官は「短期間で打ち上げ可能な小型衛星の実証研究に取り組む予定のもの」だったと説明し、政府の情報収集態勢は維持しているとの見方を示しました。

 林長官によりますと、機体の残骸は発射場の敷地内に落下し、火災は鎮火され、人への被害もないとのことです。

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