オスプレイの飛行14日から再開 日米の防衛相が会談[2024/03/14 05:57]

 去年11月に鹿児島県屋久島沖で墜落し、飛行を停止していたオスプレイについて、防衛省は今月14日から国内での飛行を再開させると発表しました。

 アメリカ軍は事故原因を特定したことなどから8日に飛行の再開を決めていました。

 防衛省はこれまでに、沖縄県や鹿児島県など39の自治体に対して事故原因や再発防止策の説明を終えたことから、陸上自衛隊と在日アメリカ軍のオスプレイについても飛行の再開を決めました。

 当面は隊員の技術力の回復などのため飛行場周辺に限るということです。

 木原防衛大臣は13日夜、アメリカのオースティン国防長官と電話で会談し、今後、事故調査報告書を公表する際、日本の国民に説明するための協力を要望したと明らかにしました。

 現時点では事故原因について「アメリカの国内法により説明できないことがもどかしい」と述べながら、再開に反発する関係自治体に対して説明を尽くしていきたいとしました。

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