自民・橋本聖子氏「議員辞めるべきと決めたことも」派閥裏金事件で[2024/03/14 18:05]

 自民党安倍派の橋本聖子元五輪担当大臣が参議院の政治倫理審査会に出席し、派閥の裏金事件を受けて一時は議員辞職を検討していたことを明らかにしました。

自民党(安倍派) 橋本元五輪担当大臣
「長い間、国民の皆さんの負託を得てこの議席をいただいているものの一人として大変、反省をし、本当に申し訳なく思っているところであります。1度は国会議員をやめるべきだということも心に決めたこともありました」

 橋本元五輪担当大臣はそのうえで「多くの国民の負託を得て議席をいただいた以上、議員の責任を果たす思いになった」と説明しました。

 また、選挙があった5年前に多額のキックバックがあり、秘書が驚いたなどと振り返りました。

自民党(安倍派) 橋本元五輪担当大臣
「選挙の年といわれる2019年の時に秘書が清和政策研究会(安倍派)事務所に還付を受け取りに行った際に今回はノルマがないということで還付が大きくなった、そのことに驚いた秘書が初めて私に還付金の金額とこの仕組みを報告に来たというのは思い出します」

 橋本元五輪担当大臣は、還付金はすべて「政治活動に使った」と説明しています。

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