自民刷新本部 岸田総理『実態究明のため関係者の意見聞きたい』追加聴取も[2024/03/15 05:53]

 自民党の派閥の裏金問題を巡り、岸田総理大臣は政治刷新本部に出席して「実態究明のために関係者の意見を聞きたい」と述べ、追加の聴取も検討する考えを示しました。

 自民党の執行部は党則の改正案などを巡り、7日の政治刷新本部での議論が不十分だと批判が出たことを受け、改めてすべての所属議員が参加できる会合を開きました。

 出席者からは派閥幹部や関係議員の処分を求める声が複数出たほか、森元総理大臣ら安倍派の歴代会長から話を聞くべきだといった意見が出ました。

 岸田総理は具体的な対象者に言及しなかったものの、関係者の聴取については「対応を検討する」と述べたということです。

 また、派閥解消に実効性を持たせるため総務省に届け出をしている政治団体を解散するよう求める声に対し、茂木幹事長は「政治団体を閉じるのも一つの方法だ」と応じたということです。

 執行部は17日の党大会が終わった後、関係した議員の処分を行う方針です。

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