「自ら出処進退を」との声も 裏金問題で“逆風”の自民党大会[2024/03/17 17:45]

 裏金問題で逆風が吹くなか開かれた自民党大会で、岸田総理大臣は関係議員の処分について「厳しく対応する」と述べました。

岸田総理大臣
「自民党は変わらなければならない。国民の信頼を回復し、政策を前に進めていく」

 処分は収支報告書に不記載だった金額や、これまでの役職、説明責任の果たし方などを踏まえて判断する考えです。

自民党 茂木幹事長
「一律に全員同じということにはならない。上に甘くて下に厳しい、そういう組織であってはならない」

 茂木幹事長は「早期に厳正な対応を取る」と述べ、速やかに結論を出す考えを示しました。

 一方、安倍派の議員からは自ら責任を取るべきだといった声も出ています。

自民党 西田参院議員
「党に処分されるよりも、自らその出処進退についての責任を示すことが、国民に信頼を回復させる一番の道だ」

こちらも読まれています