政府 22日にも液状化対策で支援策 能登半島地震による住宅被害で富山県知事が要望[2024/03/18 20:07]

 能登半島地震で発生した液状化による住宅被害を巡り、富山県の新田知事が総理官邸を訪れて追加の支援を求めました。政府は22日にも液状化の支援策を打ち出す方針です。

富山県 新田知事
「住家被害が大きくなっておりまして、1万4000戸を超えております。やはり液状化が深刻でありまして、液状化の被害者は通常の補修に加えて沈下したり、傾斜したり負担も大きい」

 そのうえで、新田知事は住宅の再建を早急に進めるために地盤の強化に向けたさらなる支援を求めました。

 岸田総理大臣は「熊本地震の経験を踏まえ、地盤改良のみならず傾斜した住宅についても国の支援策を強化する」と応じました。

 政府は22日に復旧・復興本部を開催し、液状化対策に向けた具体策を取りまとめる方針です。

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