衆院政倫審 “裏金”関与の自民党議員出席に向け 公明党が立憲の協力呼びかけ拒否[2024/03/25 17:23]

 自民党派閥の裏金事件を受け、立憲民主党は衆議院の政治倫理審査会でまだ弁明を行っていない残りの議員が出席するように協力を求めたことに対して公明党は拒否しました。

立憲民主党 泉代表
「公明党が自民党の延命に手を貸す、公明党が自民党の腐敗を見逃す。私はそれは本来の公明党の在り方とはほど遠い、あるべき姿ではない姿だと思いますからね」

 政倫審は本人が出席を申し出るか、委員の3分の1以上が申し立てたうえで過半数が賛成しなければ出席を要請できないため、野党だけではその条件を満たしません。

 25日の会談で公明党は立憲に対し「説明責任を果たすべき議員は多く、真相はいまだに分からない」とする一方で、「政倫審で説明してほしい議員はいない」「本人の申し出がないと意味がない」など否定的な考えを伝え、協力を拒否したということです。

 一方、立憲は次の衆議院選挙への不出馬を表明した自民党の二階元幹事長についても「説明責任を果たしてほしい」として政倫審への出席を求めていく方針です。

こちらも読まれています