総理から聴取受けた塩谷氏が官邸に…「進退の話はない」[2024/03/27 19:55]

 自民党の派閥の裏金問題を巡って26日、岸田総理大臣から聴取を受けた塩谷元文部科学大臣が総理官邸に姿を見せました。

 塩谷元文科大臣は取材に対し、26日は「一連の話」をしたと述べるにとどめ立ち去りました。

塩谷元文部科学大臣
「きょうは関係ないよ」
「(Q.きのう聴取ではどういったお話をされましたか?)昨日は一連の話」
「(Q.何か今後の進退についてお話をされましたか?)ありません」

 安倍派で座長の塩谷元文部科学大臣は、ボーイスカウトの最高位である「富士スカウト章」を受賞した代表らによる岸田総理への表敬に同席しました。

 塩谷元文部科学大臣はボーイスカウト振興国会議員連盟の副会長で、この議連の会長は来週にも安倍派幹部らの処分を決める党紀委員会のトップである逢沢一郎衆議院議員です。

 表敬の終了後、26日の岸田総理や茂木幹事長らによる聞き取りについて記者団から問われると、塩谷元文部科学大臣は言葉少なに立ち去りました。

 総理に伝えたいことはすでに「話をした」として、さらなる追加の聴取があるかどうかは「分からない」としています。

画像:逢沢党紀委員長と並ぶ塩谷氏

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