“紅麹サプリ”健康被害で「機能性表示食品」制度の見直し含め議論 自見大臣[2024/03/29 14:49]

 「機能性表示食品」の小林製薬の紅麹(こうじ)を使ったサプリメントを摂取した人に健康被害が相次いでいる問題を受け、自見消費者担当大臣は制度の見直しを含めて議論していく考えを示しました。

自見消費者担当大臣
「まずは制度の検証を行うことが必要。どういうふうな方向性で物事を考えていくのかということについて、何らかを排除するものではありません」

 「機能性表示食品」は国が安全性を審査する「特定保健用食品」などとは異なり、事業者の責任で科学的根拠に基づいた機能性を表示し、消費者庁長官に届け出れば販売できます。

 約7000件の届け出があり、国は他にも健康被害の情報がないか、調査しています。

 自見大臣は今後、安全性を担保するうえで、まずは制度の検証が必要だとしたうえで、制度を見直すことも排除しない考えを示しました。

こちらも読まれています