公明党、皇族の数確保へ意見書提出「喫緊に解決すべき課題」[2024/04/02 16:25]

 安定的な皇位継承の在り方を巡り、公明党は皇族の数の確保を「喫緊に解決すべき課題」などとした意見書を額賀衆議院議長に提出しました。

公明党 北側副代表
「女性皇族の方々が婚姻をされても皇族として残っていただく。さらには養子縁組についても一定の要件手続きのもとで可能とすると。この2つの案についてはやっぱり急ぐと」

 安定的な皇位継承の在り方などを巡り、政府は2022年1月、有識者会議の報告書を国会に提出していて、衆参両院の議長は各党で議論を進めるように要請しています。

 公明党の意見書では、女性皇族が結婚後も皇室に残る案や旧皇族の男系男子を養子に迎える案について制度化を検討するよう求めています。

 北側副代表は今の国会で与野党での合意を目指す考えを強調しました。

 額賀議長は自民党内の議論がまとまり次第、衆参両院の議長のもとでの各党協議を呼び掛ける考えを示しました。

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