「機能性表示食品」対策チーム 紅麹サプリ問題受け消費者庁が設置[2024/04/02 14:26]

 小林製薬の「紅麹(こうじ)サプリ」問題を受け、消費者庁は「機能性表示食品」の安全性の確保のほか、制度の見直しも含めて議論するための対策チームを設置しました。

自見消費者担当大臣
「4月1日付で消費者庁の中に消費者庁の次長をヘッドといたしまして、対策チームを立ち上げ、対応の体制を整備をしたところであります」

 自見大臣は、対策チームで小林製薬からの科学的根拠に関する再検証の結果やすべての機能性表示食品の健康被害情報の収集と分析を行うとしました。

 事業者の責任で科学的根拠に基づいた機能性を表示し、消費者庁長官に届け出れば販売ができる「機能性表示食品」制度の見直しについては、「専門家の意見をしっかりと聞きながら省庁として対応していく」と述べるにとどめました。

 機能性表示食品については、5月末までに今後の方向性を取りまとめる方針です。

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