ガザ地区で国連職員死亡 林官房長官「深く憂慮」[2024/05/14 12:18]

 パレスチナのガザ地区で車に乗っていた国連職員が攻撃を受けて死亡したことについて、林官房長官は「深く憂慮する」と述べ、すべての関係者に国際法に従って行動することを求めました。

林官房長官
「ガザ地区ではこれまでも援助関係者を含む多くの民間人が攻撃を受け犠牲になっておりまして、国連職員や援助関係者を含む民間人に被害が発生していることを深く憂慮いたします」

 林長官は「犠牲となった方々とご遺族にお悔やみを申し上げる」と述べました。

 そのうえで、これ以上死傷者が出ないように「すべての関係者が国際人道法を含む国際法に従って行動することを求める」と強調しました。

 国連は13日、ガザ地区南部・ラファの病院へ車で移動していた職員が攻撃を受けて1人が死亡、1人がけがをしたと明らかにしました。

 ガザでの衝突開始以降、パレスチナ人ではない国連職員の犠牲者は初めてとなります。

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