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公明党は7月の参院議員選挙の総括をまとめ、現状について「党存亡の危機」と位置付けました。
公明党 西田幹事長
「苦しい生活を余儀なくされている多くの方々、その方々の不満といういうことについては、やはり与党に政権与党に当然、向いてくる」
公明党は参院選で神奈川、埼玉、愛知で現職が落選するなど過去最低の8議席にとどまり、比例票も3年前から97万票減らしました。
総括では敗因として若年層や現役世代の支持が伸び悩んだことを挙げ、参院選で自民党のいわゆる「裏金議員」に推薦を出したことも拒否感につながったと分析しました。
西田幹事長は「公明党の清廉なイメージを損なったと重く受け止めている」と述べ、今後の推薦には慎重な考えをにじませました。
そのうえで、現状を「党存亡の危機」と捉え、これまで延長線上での改革ではなく、広報体制の強化や組織改革などに抜本的に取り組むとしています。
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