林官房長官　「林プラン」発表へ　18日に会見

　自民党の総裁選挙を巡り、林官房長官は18日午後に記者会見を開き「林プラン」と名付けた6本柱の政策を発表する予定です。

　林氏の陣営は17日も会合を開き、総裁選で訴える政策を確認しました。

　林氏は、中選挙区制度の復活や省庁再編といった独自色の強い政策を掲げる一方で、実質賃金の底上げや持続可能な社会保障制度の再設計といった経済分野では、岸田政権や石破政権の路線を継承する考えです。

　その他に、外交・安全保障や地方創生、憲法改正でも政策を取りまとめ、これまでの経験と実績を強調しています。

　陣営の選挙対策本部長には、前回と同じく田村憲久元厚生労働大臣を起用する見通しです。

　林氏を支持する国会議員は旧岸田派が中心で、どこまで支持を広げられるかが焦点となります。

　総裁選は22日に告示、10月4日に投開票されます。