総理就任後の早期衆院解散を否定　小泉大臣「目の前の課題解決が求められている」

　自民党の総裁選挙に出馬する小泉農水大臣は、総裁選に勝利し、総理大臣になった場合の早期の衆議院解散に否定的な考えを示しました。

小泉農水大臣
「現時点で、昨年のように、私が総理総裁になったらすぐに解散しますという状況にはないと思います。やはり国民の皆さんが求めていることは、目の前の課題を速やかに解決をすること」

　小泉大臣は「自民党の内輪もめで国会を開催できず、今も政策の遅れを招いてしまっている」と指摘したうえで、「さらなる政治空白より政策を形にすることが求められる」と強調しました。

　小泉大臣は、去年の総裁選で「総理総裁になったらできるだけ早期に衆議院を解散し国民に信を問う」と明言していました。