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去年、税金から支払われる各党への政党交付金の使用額は合わせて約369億円でした。衆議院議員選挙のため、おととしより100億円増え、16年ぶりの多額支出となりました。
総務省が11の政党からの政党交付金使途等報告書をまとめたところ、去年1年間に各党が使った政党交付金は368億7400万円で4割近く増えて2009年以来、16年ぶりの多額の支出となりました。
人件費や光熱費、水道代、事務所費などの経常経費が大幅に増えたほか、衆院選などに使った政治活動費は182億円で6割近くも増えています。
政党交付金の支出が最も多かったのは自民党で、全体の半分以上の約200億円、次いで立憲民主党が約69億円、日本維新の会が40億円ほどなどとなっていました。この制度に反対する共産党は政党交付金を受け取っていません。
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