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2025年9月28日 18:22

“ラストサンデー”各候補者は…自民総裁選あと6日も熾烈な戦い

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 自民党総裁選も残すところ6日となりました。最後の日曜日となった28日も各候補者が熾烈(しれつ)な選挙戦を繰り広げています。

■自民総裁選 あと6日も熾烈な戦い

前経済安保担当大臣 高市早苗氏(64)
「今が何曜日で何日目なのか分からず、一日一日、心を込めて戦っています。手ごたえは正直なところ分かりません」

 自民党総裁選の投開票まであと6日。5人の候補者による討論会が連日開かれ、論戦は熱を帯びています。

 問われているのは政策だけではありません。信頼の回復も大きな争点です。

実業家 ひろゆき氏
「国民の関心は何だろうとコメントを見ていると、ステマと書かれているわけですよ」

 討論会では、小泉陣営が動画配信サイトで好意的なコメントの投稿を呼び掛けていた“ステマ問題”についても質問が飛びました。

農林水産大臣 小泉進次郎氏(44)
「他の候補者には、今の問いに答えなくてはいけない環境を作ってしまったこと、大変申し訳なく思う。今回のことはトップである私に責任があること。二度と起きないよう最後まで丁寧に戦い抜きたい」

 その小泉氏は28日、国会議員や地方議員に、電話で支持拡大を呼び掛けました。

 林官房長官(64)も地元・山口の議員を集めて決起集会。

官房長官 林芳正氏
「まさに長州一丸となって応援をしていただいている。あつい喜びがあふれている」

 勝敗を左右するのは議員票だけではありません。今回の総裁選はフルスペック型、党員・党友票の行方もカギを握ります。

 小林鷹之氏(50)は全国の党員を対象に、オンラインミーティングを開催。

元経済安保担当大臣 小林鷹之氏
「私は世代交代を訴えています。今回も解体的出直しと書かれていて、総括に。言葉だけで終わらせたら自民党終わり。それの一つのアプローチとして世代交代は私はあると思っている」

 茂木氏(69)も、党員や議員に電話で支援を要請しました。

 一方、討論会では発信力にも注目。次の総理はトランプ大統領と直接話すことになる、と英語での回答が求められると…。

前幹事長 茂木敏充氏
「Japan is the most important partner for United States(日本は米国にとって最も重要なパートナーだ)」

林氏
「I like make this country peace and hopeful for every people especially for the younger people next generation(すべての国民、なかでも次世代を担う若者が平和で希望が持てる国にしたい)」

 茂木氏と林氏はすべて英語で語学力をアピール。これに対して高市氏は…。

高市氏
「Japan is back」

 と英語で意気込み、その後は日本語で解答。小泉氏と小林市も正確に伝えたいと、日本語で自らの考えを述べました。

 野党側も総裁選の行方を注視しています。

立憲民主党代表 野田佳彦氏
「解党的出直しは、それぞれもっとゴツゴツした議論があるはず。特に政治と金の問題について、前向きにどうするかというのが全然足りないのではないか。そういう議論が後半行われることを期待したい」

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