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石破総理大臣は、日中戦争のさなかに議会で政府や軍部を批判した、いわゆる「反軍演説」について削除された議事録の復活に向けて調整に入りました。
1940年「反軍演説」は衆議員の本会議場で行われました。議事録のコピーです。「であります」の文言の下に長く棒線が引っ張ってあります。演説はこれから先がすべて議事録から削除されました。
斎藤議員の演説は、軍部の反発を受けて大部分が議事録から削除され、自身も除名処分となりました。
原本は「密封」され、記録部の金庫に保管されているということです。
石破総理はこれまで戦争を止められなかった問題意識を踏まえ、この「反軍演説」を取り上げてきました。
すでに森山幹事長に野党との調整を指示していて、今後、議会制度協議会で検討することになります。
石破総理が来週にも発表する戦後80年のメッセージにも、こうした要素が盛り込まれることになりそうです。
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