政治

ABEMA NEWS

2025年10月8日 23:59

連立は自民or野党と?維新の進む道&距離感は?

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 高市新総裁の就任後、自公連立政権の枠組みにすきま風が吹くなか、臨時国会での首班指名や政権の枠組みは今後どうなっていくんでしょうか。

 8日、新執行部とともに野党各党にあいさつ回りを行った自民党・高市新総裁。

自民党 高市早苗総裁
「これからいろんな政策で協力したり、一緒にやったりということも増えていくと思いますので、どうかよろしくお願いします」

 その中で今、注目されているのが…。

日本維新の会 藤田文武共同代表
「またいろいろ政策ごとに、様々協議させていただくことがあるかと思いますが、私たちも真摯(しんし)に向き合いたいと思いますので」

 連立への呼び掛け。日本維新の会、国民民主党の両党が連立政権に加わるのかどうか取り沙汰されているのです。

日本維新の会 吉村洋文代表
「正式な打診があればですね、その協議をするのは当然のことだと僕は思っていますけどね、どなたであったとしても。そこで基本的な考え方、政策だとかの一致が必要ですけどね」

国民民主党 玉木雄一郎代表
「我々やっぱり、去年の12月の3党の合意をきちんと引き継いで守っていただけるかどうか。(連立には)これがもう最大の試金石というか、もう第1関門ですよね」

 維新・吉村代表は打診があれば協議するとし、国民・玉木代表は103万円の壁引き上げや、ガソリン暫定税率の廃止など合意した3党合意の引継ぎが協議の最低条件になると答えています。

 一方で、野党第一党、立憲民主党から新たな提案が。

立憲民主党 安住淳幹事長
「(自公の状況で)我が党と日本維新の会と国民民主党の野党3党には、大きな責任が出てくるのではないかと。その際、我が党も野田(代表)にはこだわりませんと、玉木さんもそういう点では我々としても有力候補と考えますと」

 8日、立憲民主党と国民民主党の幹事長らが会談し、
立憲側が臨時国会での総理大臣指名選挙で「玉木代表も有力候補だ」と提案したのです。これに対し、国民民主党は慎重な考えを示しましたが…。

 26年にわたるパートナー、公明党が高市新体制との連立継続に合意していないなか、野党結集はありえるのか。

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