政治

2025年10月9日 17:35

公明 連立めぐり結論持ち越し 赤羽会長は「閣外協力」にも言及

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 公明党は自民党との連立の在り方を巡って中央幹事会を開いて対応を協議しましたが、結論は出ませんでした。9日夜、地方議員らの声を聞いた後、再び、協議する方針です。

公明党 赤羽中央幹事会長
「連立問題につきましては、出席議員から大きな路線変更であるから、大変重要なことだということであり、中央幹事会でしっかりと決定すべきだと」

 また、赤羽会長は仮定の話としたうえで、「連立を外れたとしても敵対関係にはならず、政策実現ができるよう最大限の努力をする」と閣外協力の形にも言及しました。

 午前の会議では「熟慮を重ねて慎重に決断すべきだ」という連立離脱に慎重な声がある一方で、「政治とカネの問題がクリアにならなければ、離脱もやむを得ない」という意見も出ました。

 出席者の1人は「執行部は離脱をしたがっているようだ」と述べるなど、自民党の回答次第では連立離脱の方向に傾き始めているように見えたということです。

 10日午後に予定される自公の党首会談を前に、9日夜、地方議員らの意見を聞いたうえで、再び中央幹事会を開き、執行部としての最終的な方針を協議する見通しです。

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