1
公明党の斉藤代表は自民党の高市総裁との党首会談を受け、連立を解消する意向を明らかにしました。1999年以来、26年にわたる自公の連立が幕を下ろすことになります。
斉藤代表
「我々の要望に対して、自民党からの明確かつ具体的な協力が得られず、これらの改革が実現不可能なのであればとても首班指名で『高市早苗』と書くことはできない、このように申し上げたところでございます」
公明党は政治とカネを巡る企業・団体献金の抜本的な規制強化を求めていましたが、自民党側は譲歩せず、合意に至りませんでした。
斉藤代表は「最も重視する政治とカネに関する基本姿勢で意見の相違があった。自民党の回答は誠に不十分だ」と述べました。
自公の連立政権は「いったん白紙とする」とし、総理大臣指名選挙で公明党は「斉藤鉄夫に票を投じる」と述べました。
そのうえで「継続性の観点から何でも反対の敵方になるわけではない」と述べ、政策ごとに対応していく考えを示しました。
広告