政治

2025年10月14日 12:02

高市総裁が公明党離脱を説明へ 自民議員「選挙さらに厳しい」

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 公明党の連立離脱を受けて、自民党は14日午後に両院議員懇談会を開いて、高市総裁が経緯や今後の党運営について説明を行います。

 (政治部・平井雄也記者報告)
 足元がゆらぐ高市総裁は、まずは動揺する党内を固める必要性に迫られています。

 高市総裁は、公明党の連立離脱について「真摯に対応していた」として理解を求めるとみられます。

 党内からは「選挙協力がなければ、厳しい選挙がさらに厳しくなる」などの声が上がっていて、午後の会議では厳しい意見も予想されます。

 ただ、ある中堅議員は「自民党は総裁選で高市さんを選んだのだから、全力で支えないといけない」と冷静に情勢を見極めています。

 一方、鈴木幹事長はこの後、国民民主党の榛葉幹事長と会談を行います。

 自民党幹部によりますと、高市総裁は「総理大臣指名選挙は何とか自民で取りたい」としていて、野党による投票の一本化を回避するため、国民民主や日本維新の会などに対して働き掛けるものとみられます。

 総理大臣指名選挙を巡る駆け引きが激しくなっています。

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