“ガソリン減税”自民が財源案提示へ　まずは自立公の3党協議で

　ガソリンの暫定税率廃止を巡り15日、自民、立憲、公明3党の実務者らが協議し、来週、自民党が財源案を示すことを確認しました。

自民党　小野寺五典税調会長
「来週早々、この3党の議論をする原案として、私どもとして、たたき台を出していきたいと思っております」

　ガソリンの暫定税率を巡っては、与野党6党で年内のできるだけ早い時期に廃止することで合意していますが、恒久財源の確保が課題となっています。

　自民党の小野寺税調会長は、財源について「あらゆるものを遡上（そじょう）に上げて考えたい」と強調し、来週前半の3党協議で財源案を提示する考えを示しました。

　自民、立憲、公明の3党で原案をまとめたうえで日本維新の会、国民民主、共産も含めた6党で議論し、廃止法案を臨時国会で成立させたい考えです。