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自民党と日本維新の会は、17日午後、党首会談を行い連立の合意に向けて詰めの協議を行います。
(政治部・澤井尚子記者報告)
自民党は先ほど、野党との連携について高市総裁に対応を一任することを決めました。
維新が示す12項目について、自民党幹部は「あえて高い球も入れてきたが、最初から合意ありきで動いている」と話します。
ただ、維新の吉村代表が議員定数を1割削減する法案の年内提出を連立合意の条件としたことは想定外のようです。
日本維新の会 吉村共同代表
「改革のセンターピンが僕は議員定数国会議員の定数の大幅削減だと思ってる」
協議の出席者は、「きのうはそんなことは言ってなかった」と話し、自民党のベテラン議員は「いま与野党で議論している最中に、自民・維新でいきなり定数削減は論外だ」と反発しています。
一方、高市総理誕生を想定し、組閣に向けた準備は着々と進めています。
自民党幹部は「合意すれば維新に閣僚ポストを2つ渡すだろう」と述べ、副首都構想を担当する内閣府特命担当大臣などを挙げています。
総理大臣指名選挙は、21日に行うことで与野党が大筋で合意しました。
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