政治

ABEMA NEWS

2025年10月31日 23:44

高市総理「かなり中身の濃い議論ができた」 就任後初の日中首脳会談

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 高市総理大臣は中国の習近平国家主席との初めての首脳会談を終え、「かなり中身の濃い充実した議論ができた」と述べました。

高市総理大臣
「(習近平国家主席と)かなり中身の濃い充実した議論ができた。私から述べましたのは、懸案とか意見の相違があるということは事実です。だからこそ私たちが直接、率直に対話することが重要だ」

 高市総理は習近平国家主席との間で戦略的互恵関係と建設的かつ安定的な関係を構築していく方針を確認しました。

 そのうえで、習主席に対して「地域と国際社会の平和と繁栄に責任を果たすべきだ」と働き掛けました。

 また、尖閣諸島を含む東シナ海の問題やレアアースなどの輸出管理、邦人拘束などについて懸念を示しました。

 台湾問題に関しては中国側から言及があり、高市総理は「地域の安定と安全は両岸関係が良好であることが非常に重要である」と伝えたということです。

 そのうえで、両首脳は防衛当局間の実効性ある危機管理と意思疎通の重要性で一致し、輸出管理を含む様々な分野で意思疎通を強化することを確認しました。

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