13日の国会で働き方改革の見直しについて問われた高市総理大臣。自身の睡眠時間は「2時間」と答えました。
■議員定数“1割削減”根拠は?
高市総理大臣
「お手やわらかにお願い致します」
そうお願いした相手は公明党の石川参院議員。連立政権から離脱した公明党とは政治とカネ、議員定数削減を巡って高市総理はギクシャクしています。
公明党 石川博崇議員
「自民党と維新の連立合意にある定数削減、1割を目標にとされておりますけれども、素朴な疑問なんですが、なぜ1割なんでしょうか?」
高市総理大臣
「なぜ1割か?日本維新の会から1割という提案をいただきました」
公明党 石川博崇議員
「言われたからそのまま、そのまま受け入れた…。何かお考えがあって1割が適切だと思われたとかないんですか?」
高市総理大臣
「これが5割とか言われたら受け入れておりません」
公明党 石川博崇議員
「2割だったらどうでしたでしょうか?」
高市総理大臣
「1割というご提案は確かに日本維新の会からいただいたものでございます。これ持って帰ったら自民党の中でボコボコになるかと思いながら色々、思いを巡らせましたが、割と納得感の得られる規模じゃないかなと」
■高市総理「睡眠時間は2時間」
身を切る改革を進めたい高市総理。一方、働き方改革の見直しを検討。労働時間の規制緩和です。
高市総理大臣
「私も今、睡眠時間は大体2時間から長い日で4時間です。だからお肌にも悪いと」
共産党 小池書記局長
「規制緩和するなんて論外だと思います。労働時間は短縮こそ必要、いかがですか」
高市総理大臣
「働き方の実態とかニーズを踏まえて検討を深める、これは別に悪いことじゃないと思います」
共産党 小池書記局長
「いや悪いことですよ。労働時間を短くするのが世界の流れなんですよ。残業しないと生活できないことを解決するのが政治の責任じゃないですか」
高市総理大臣
「だから賃上げできる環境を作ろうということで賃上げ環境整備担当大臣、先ほど少し答弁でしくじったかもしれませんが、戦略策定を指示致しました。継続的に賃上げできる環境を整えて参る、これが私たちの内閣の方針でございます」
労働時間の規制緩和めぐり論戦 高市総理「睡眠時間は2時間」
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