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国会ではこの後、衆議院で企業・団体献金の規制強化を巡り、与野党それぞれの法案が審議入りします。
3日午前の参院本会議で立憲は、高市総理が先週の党首討論で「そんなことより定数削減」と発言したことを追及しました。
立憲民主党 吉田参院議員
「裏金問題の解決よりも議員定数削減のほうが大切なのですか」
高市総理大臣
「定数削減の問題に急いで話題を転換する際に申し上げたもの。いずれかがより大切であるといった優先度合いを示す趣旨でないことは、言うまでもございません」
午後、審議入りするのは、野党が提出した献金の受け皿を大幅に絞る法案と、与党が提出した高市総裁の任期中(2027年9月まで)に献金のあり方を検討する第三者委員会を設置する法案などです。
ただ、与野党ともに譲らない姿勢で平行線です。
一方、議員定数の1割削減については、与党は今国会で必ず成立させたい考えです。
衆院では与党会派で過半数を確保したため、自民のベテラン議員は「最後は数の力だ」と話します。
ただ、自民党内からも1年以内で結論が出ない場合の「自動削除」の条文には反発が出るなど、調整は難航しています。
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