入院患者31人を自衛隊らが搬送　青森県知事から災害派遣要請　DMATも活動

　青森県のむつ総合病院で病棟が浸水したことを受け、木原官房長官は災害派遣された海上自衛隊などが入院患者31人を搬送したと明らかにしました。

木原官房長官
「青森県知事から海上自衛隊に対して当該病院の入院患者の輸送支援等に関する災害派遣要請がございました。病院側が本日中に搬送を希望する31名についてDMAT（災害派遣医療チーム）、消防、自衛隊の支援により、近隣の医療機関等に搬送が行われた」

　木原長官はまた、DMATの隊員約30名が現地で活動していると述べました。

　政府が青森県に派遣した内閣府の調査チームについては9日朝、青森県庁に到着し、道路陥没現場の確認など対応にあたっているということです。