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国会の会期末が17日に迫るなか、日本維新の会は企業・団体献金の見直しを巡る法案の採決を求めました。野党は言語道断で撤回すべきだと反発しています。
日本維新の会 浦野理事
「完璧な内容の法案というのは、政治資金に関してはなかなか作れないというのが現状ですので、一歩でも前進する内容であればやはり結論得るべきだということが、今回動議の話です」
日本維新の会は自民党と共同で献金の在り方を検討する有識者会議を設置するなどの法案を提出していて、規制強化を求める野党案などと併せて審議が行われています。
15日午後、政治改革特別委員会で参考人質疑が終了したタイミングで維新は直ちに採決を求める動議を提出しました。
自民党も賛成する方針で、17日の会期末を前に、維新としてはまずは政治とカネを巡る法案に片を付け、議員定数削減法案の審議に入りたい考えです。
ただ、野党側はこの動議の撤回を求めるなど強く反発しています。
立憲民主党 笠国対委員長
「まずこうした動議が出されるということは到底、受け入れ難いし、とんでもない暴挙であるという認識で一致を致しました。(自民党に対し)動議の撤回を猛抗議をしたうえで、動議の撤回を求めたいというふうに思っております」
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