1
自民党の参議院幹事長などを歴任し、日本維新の会の共同代表を務めた片山虎之助元参議院議員が18日午後、老衰のため都内の病院で亡くなりました。90歳でした。
2021年11月当時、86歳で最高齢の国会議員だった片山氏は倒れて意識が混濁状態となったことから維新の共同代表を辞任していました。
片山氏は旧自治庁出身で、1989年に参議院議員に転身し、初代総務大臣などを歴任しました。
また、自民党の青木幹雄元参議院会長のもとで参院幹事長を務め、党内の参院議員を束ねる実力者として政権全体にも影響を及ぼしてきました。
しかし、2007年の参議院選挙で、「姫の虎退治」を標榜する民主党の新人候補・姫井氏に敗れて落選しました。
その後、自民党を離党し、2015年に当時の松井大阪府知事とともに「おおさか維新の会」の共同代表に就任しました。
片山氏は、その後も維新の国会議員代表として国会での党首討論に立つなど中心的な役割を担ってきました。
広告