政治

スーパーJチャンネル

2026年2月2日 19:12

豪雪で候補者ポスター埋没も… 大臣経験者に新人3人が挑む 山形3区

広告
1

 真冬の総選挙。2日の舞台は日本有数の豪雪地帯の山形3区です。掲示板も雪に埋もれる過酷な選挙戦を追いました。

■大臣経験者に新人3人が挑む

中道改革連合 新 落合拓磨候補(28)
「ご通行の皆さま…雪を食べてしまいました」

国民民主党 新 喜多恒介候補(36)
「ぶつかるのは、ぶつかるのは仕方がない。それが政治ですから」

参政党 新 遠藤和史候補(60)
「1…2…参政党!」

 中道、国民、参政から名乗りを上げた新人候補。3人の前に立ちはだかるのは…。

自民党 前 加藤鮎子候補(46)
「私の血肉は新庄最上の皆さまがお支え下さった加藤紘一から生まれている、加藤鮎子であります」

 父の地盤を引き継ぎ、過去4回当選してきた大臣経験者です。

 その舞台は掲示板も埋もれるほどの豪雪地帯。酒田市、新庄市などからなる山形3区の争いを取材しました。

■「心配していても始まらない」

 この日、雪降る結婚式場に停まっていたのは真っ赤な選挙カーです。

 行われていたのは自民党から出馬した加藤候補の決起集会。

自民党 前 加藤鮎子候補
「地元にしっかり根ざし、最初のころから、父の時からご支援下さっている新庄最上の皆さまのために」

 加藤候補の父は官房長官などを務めた紘一氏。小泉元総理らとともに「YKKトリオ」を結成するなど、政界に強い影響力を持っていた人物です。

支持者
「ずっと応援しています。お父さんのころから。娘さんの鮎子さんも立派な方で、応援しています」

 父が地盤を築いた山形3区で2014年に初当選。岸田内閣では、こども政策担当大臣を務めました。

自民党 前 加藤鮎子候補
「高市政権選択選挙。高市政権を選んでいただけるかの信を問う大事な選挙戦」

 前回の衆院選では立憲の候補に3万票以上の差で勝利した加藤候補。ただ、今回は「公明票」に期待できないということが大きな変化です。

自民党 前 加藤鮎子候補
「これまで私を支援して下さっていた公明党さんとかもそうですが、急に方向転換というのに戸惑う人がいるのも感じる」
「(Q.公明党支持者の票がなくなる心配は?)なんでしょう…ないと言ったら嘘かもしれない。なんでしょう…心配していても始まらない。頑張ります!」

■「自分の政策に自信があるから」

 その公明党が今回支援するのは中道改革連合の新人・落合候補です。口の中まで吹雪く極寒の街角で…。

中道改革連合 新 落合拓磨候補
「給料が上がる社会を目指していく決意」

 初めての選挙に臨みます。

中道改革連合 新 落合拓磨候補
「『現職に挑むのは全く怖くない』と言ったが、それは自分の政策に自信があるから」

 4人の候補者では最も若い28歳です。

中道改革連合 新 落合拓磨候補
「あったかい下着、着て。その下は“ミートテック”。肉ですね。まあまあ薄着です。走れば暑くなるので、最初はもう少し厚着していたが走りにくくて」

 そんな落合候補の講演会には…。

公明党山形県本部代表 山形県議 菊池文昭氏
「公明党山形県本部代表の菊池文昭と申します。この選挙区は落合拓磨。比例区は中道。どうか皆さまの力で押し上げていただきたい」

中道改革連合 新 落合拓磨候補
「『中道改革連合で一つになってやっていく』ということなので、心強い。雪国でも熱く走り抜いて、明るく未来を語る政策を訴えていく」

■「唯一あるのは僕の熱さだけ」

 国民民主党の新人・喜多候補も雪に埋もれながら声を上げます。

国民民主党 新 喜多恒介候補
「ぶつかるのは、ぶつかるのは仕方がない。それが政治ですから。ガソリンも灯油も電気代もガス代も全部下げていくので、喜多恒介頑張ります。皆さんのお力が喜多恒介の力になります。どうぞよろしくお願いします」

 難しい雪国の選挙を戦う武器だというのが…。

国民民主党 新 喜多恒介候補
「この雪の中でポスターもなかなか見てもらえないところもある。街宣車もなかなか声も届きにくい。雪で吸われてしまうので。そのなかで唯一できるのは、唯一あるのは僕の熱さだけ。候補者だけは一番熱く頑張っていきたい」

■「皆で新しい政治を作るんです」

 参政党からは遠藤候補が名乗りを上げました。

参政党 新 遠藤和史候補
「一次産業の衰退を見ていられない。そういった思いで山形3区から立候補した」

 この選挙区では60歳と最年長の新人候補。現在は農業をしながら専門職大学に通う学生でもあります。

参政党 新 遠藤和史候補
「現状の政治で良いのか、新しい政治に変えていくのか、ぜひ真剣にもう一度考えるんです。皆で新しい政治を作るんです」

■山形3区 中盤情勢調査

 山形3区の選挙について朝日新聞社が1月31日と2月1日にインターネットで行った中盤情勢調査によりますと、自民前職の加藤候補が安定した支持を得ています。

 自民の加藤候補は自民支持層を固めたほか、幅広い世代から支持を集めています。

 中道改革連合新人の落合候補、国民民主党新人の喜多候補、参政党新人の遠藤候補はいずれも厳しい戦いとなっています。

 投票態度を明らかにしていない人が3割程度いることから、情勢が変わる可能性があります。

広告