鳥取・島根県
鳥取・島根選挙区の情勢調査では自民党の出川桃子さんが優位に立っています。
改選数1の鳥取・島根選挙区では、自民・新人の出川さんが支持基盤を固めて優勢となっています。
自民・出川さんは自民支持層と公明支持層をほぼ固めています。
国民民主党・新人の中山集さん、参政党・新人の倉井克幸さん、共産党・新人の亀谷優子さん、諸派・新人の谷口直矢さんは苦しい戦いです。
投票態度を明らかにしていない人が半数近くいることから情勢が変わる可能性があります。
「朝日新聞序盤情勢調査」(調査方法)3日・4日の両日、インターネット調査会社4社に委託し、各社の登録モニターのうち選挙区内の有権者を対象に調査した。有効回答は1636人。
岡山県
改選数1の岡山選挙区に立候補しているのは届け出順に立憲民主党新人の國友彩葉さん(33)、参政党新人の廣森志穂さん(34)、自民党新人の小林孝一郎さん(47)、政治団体・NHK党新人の岩田好明さん(57)です。岩田さんは「撮影や取材に応じない」としています。
情勢調査の結果によりますと自民党の小林さんが「やや優勢」となっています。自民支持層から9割を超える支持を得ています。無党派層の支持は3割です。
立憲民主党の國友さんは激しく追っています。立憲支持層の大部分をまとめ、無党派層の支持は5割を超えています。
参政党の廣森さんは参政支持層をほぼまとめましたが、伸び悩んでいます。
NHK党の岩田さんは支持の広がりが見られません。
ただし、調査時点で投票態度を明らかにしていない人が約5割いて、情勢が変わる可能性があります。
「朝日新聞 序盤情勢調査」
■7月3日・4日に調査
■インターネット調査
■有効回答 岡山選挙区の有権者1229人
広島県
広島選挙区の情勢調査では自民新人と立憲の現職が他候補を引き離す展開となっています。
改選定数2の広島選挙区には10人の候補者が立候補しています。
自民・新人と立憲・現職が有利な情勢となっています。
一方でほかの8人の候補は支持の広がりが見られず厳しい戦いとなっています。
調査時点で投票態度を明らかにしていない有権者が半数を超えていて情勢が変わる可能性があります。
「朝日新聞 序盤情勢調査」(調査方法)3日・4日の両日、インターネット調査会社4社に委託し各社の登録モニターのうち選挙区内の有権者を対象に調査。有効回答は2049人。
山口県
調査は、朝日新聞社がインターネット調査会社4社に委託し各社の登録モニターのうち県内の有権者を対象に3日と4日に行ったものです。有効回答は1224人です。
この調査と取材した情報をあわせると、山口県選挙区の序盤の情勢は現職が新人4人を引き離しています。
■自民・北村候補
北村さんは、自民支持層をほぼ固めていています。
年代別では70代以上と60代で6割近くが支持していますが、30代以下の支持は少なめです。
■国民・関谷候補
関谷さんは、国民民主支持層のほとんどを固め立憲民主支持層にも浸透しています。
無党派層は3割弱の支持を得ていて、30代の支持が3割近く若い世代の支持が多めとなっています。
■参政・山崎候補
山崎さんは、参政支持層の大部分を固めていて、無党派層の支持は2割弱となっています。
30代の支持が3割弱で若年層の支持が多めとなっています。
■無所属・戸倉候補
戸倉さんは、無党派層では2割台半ばの支持を得ています。県連常任幹事を務める立憲民主支持層は固めきれていません。
年代別では50代の支持が2割となっています。
■諸派・奥野候補
奥野さんは、各政党の支持層や無党派層ともに浸透できておらず厳しい戦いとなっています。
この調査の時点では、5割の人が投票態度を明らかにしていません。今後、投票日までに情勢が変わる可能性があります。
香川県
改選数1の香川選挙区に立候補しているのは届け出順に、無所属新人の町川順子さん(66)、国民民主党新人の原田秀一さん(52)、参政党新人の小林直美さん(51)、3期目を目指す自民党現職の三宅伸吾さん(63)、共産党新人の長尾真希さん(36)、政治団体・NHK党新人の野呂美和子さん(61)です。
情勢調査の結果によりますと、国民民主党の原田さんが「やや先行」しています。国民支持層の9割近くを固め、立憲支持層にも浸透しています。無党派層の支持は3割を超えています。
自民党の三宅さんは激しく追っています。自民支持層の9割弱を固め、公明支持層にも浸透しています。無党派層の支持は3割を超えています。
参政党の小林さんは参政支持層の大部分をまとめましたが、伸び悩んでいます。
共産党の長尾さんは共産支持層をほぼまとめましたが、支持の広がりが見られません。
無所属の町川さんとNHK党の野呂さんは厳しい戦いです。
ただし、調査時点で投票態度を明らかにしていない人が約5割いて、情勢が変わる可能性があります。
「朝日新聞 序盤情勢調査」
■7月3日・4日に調査
■インターネット調査
■有効回答 香川選挙区の有権者1223人
愛媛県
朝日新聞社では今月3日と4日にインターネット調査会社4社に委託して、各社の登録モニターのうち、県内の有権者を対象に序盤の情勢を調べました。有効回答は1228人です。
こうした情勢調査と取材データを総合すると、1議席を争う愛媛選挙区では、無所属・現職の永江孝子さんが安定した支持を得ていて、
自民党・新人の上野由佳さん、参政党・新人の原田慎太郎さん、NHK党・新人の斉藤博樹さん、チームみらい・新人の川端佑典さんは厳しい戦いです。
ただ、投票態度を明らかにしていない人が4割ほどいて、情勢が変わる可能性もあります。
徳島・高知県
徳島・高知では無所属候補がやや先行しています。
朝日新聞社が7月3日と4日にインターネット調査会社4社に委託し、選挙区内の有権者を対象に調査を実施し(徳島・高知選挙区での有効回答は1634人)、取材の情報とあわせて情勢を探りました。
1議席をめぐり4人が立候補している徳島・高知選挙区では、無所属の広田氏が一歩リードし、自民の大石氏が懸命に追っています。
参政の金城氏、諸派の中島氏は苦戦しています。ただ、投票態度を明らかにしていない人が4割以上いて、情勢が変わる可能性もあります。
【徳島・高知選挙区(改選1)】(※届け出順)
▼自民の新人・大石宗氏(44)
▼無所属の現職・広田一氏(56)
▼参政の新人・金城幹泰氏(43)
▼政治団体「NHK党」の新人・中島康治氏(46)
