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朝日新聞社が行った参議院選挙終盤の情勢調査とANNの取材で、与党は、序盤よりも劣勢となり、非改選を含めた過半数の獲得が難しい情勢になっていることがわかりました。
全国の有権者を対象に13日と14日にインターネットで行った情勢調査によりますと、自民党は、選挙戦の序盤で優位だった1人区で接戦に持ち込まれているほか、比例も伸びを欠いていて、30議席台前半となる可能性もあります。
公明党は、9議席前後となりそうで、東京選挙区を除き候補者を立てたすべての選挙区で接戦や混戦となり、抜け出せていません。
石破総理大臣が勝敗ラインとしている非改選を含めた過半数の獲得は、難しい情勢となっています。
参政党は15議席前後となる勢いで、選挙区で7議席前後を得る可能性があり、比例でも野党のトップを争っています。
立憲民主党は、改選前の22議席を上回り27議席前後を得る可能性があります。
1人区を中心に選挙区で議席を伸ばしそうですが、比例で伸び悩んでいます。
国民民主党は、選挙区では混戦を抜け出せていない一方、比例で伸ばし、目標の16議席以上が視野に入っています。
日本維新の会は改選前からほぼ横這い、共産党は4議席前後、れいわ新選組は3議席前後が有力となっています。
社民党、日本保守党、チームみらい、NHK党は、議席を得る可能性があります。
投票態度を明らかにしていない人がいるため、情勢は今後変わる可能性があります。
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