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自民党・平将明デジタル大臣が、党内で総裁選の“前倒し”要求が相次いでいることについてコメント、石破茂総理が再び立候補した際には「私は石破内閣の閣僚なので、何があっても全力で支える」と語った。平氏は昨年に行われた総裁選で、石破総理の推薦人の一人にもなっている。
平氏は5日、麻生太郎最高顧問が総裁選前倒しに賛成を表明したことを巡り、記者会見で「派閥の領袖が発言して流れをつくると、党が先祖返りしてしまう」と批判。さらに「ABEMA Prime」にゲスト出演すると「いち自民党議員として言えば、自民党を出直そう、派閥を解消しましょうとやった中で、麻生派だけ残っていてしかも合宿もやった。まだ派閥があったのかという感想だ」と述べた。
相次いで選挙に敗れた責任を取って石破総理に退陣を求める声は党内から出続けており、森山裕幹事長、小野寺五典政調会長、鈴木俊一総務会長、木原誠二選挙対策委員長という“党4役”が立て続けに辞意を表明した。
さらに5日には、鈴木馨祐法務大臣が閣僚からは初めて前倒しを求めると公表。書面提出期限の8日を前に、党内の対立が激しさを増している。平氏は「これはもうルールに則るだけ。総裁選の選挙管理委員会が動いてるので、自民党所属の国会議員と都道府県連を合わせた数の過半数以上が総裁選前倒しを出せば前倒し、過半数に行かなければ続投。月曜日(8日)の10時に締め切られて、即発表となる」と流れを説明した。 (『ABEMA Prime』より)
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