2
来月4日に投開票される自民党の総裁選挙。さまざまな議員が出馬へ向けて準備をするなか、10日に茂木敏充前幹事長が一番乗りで出馬を正式表明しました。茂木前幹事長は「2万円の現金給付を見送るべきだ」と訴えています。
「若手登用」ライバル名指し
茂木前幹事長
「自民党には小泉進次郎さんや小林鷹之さん、次の時代を担うリーダー候補が多くいる。経験に勝るものはない。こうした若手を積極的に登用し、次の時代を担う準備を早期に整える」
「自民党には小泉進次郎さんや小林鷹之さん、次の時代を担うリーダー候補が多くいる。経験に勝るものはない。こうした若手を積極的に登用し、次の時代を担う準備を早期に整える」
自身の立候補会見で、同じく出馬が取り沙汰されているライバルに言及した、茂木前幹事長。総理総裁になった暁には「こうした若手を積極登用する」と言い切りました。
茂木前幹事長
「古い常識を打ち破り、結果を出せるベストチームを作る」
「古い常識を打ち破り、結果を出せるベストチームを作る」
名指しされた小林鷹之元経済安保大臣は、来週にも出馬の意向を表明する方向で調整に入りました。
出馬するか明言を避けている小泉進次郎農水大臣は、10日に官邸に石破茂総理大臣を訪問。「総裁選への出馬報告か」と報道陣が色めき立ちましたが…。
小泉農水大臣
「(Q.総裁選について何か話は?)もちろん全くありません」
「(Q.総裁選について何か話は?)もちろん全くありません」
広告
2万円給付否定 高市氏は週内出馬表明か
衆参両院とも少数与党となるなか、野党との連携のあり方が問われていますが、茂木氏は、自公の「連立の枠組みを拡大」するべきだと踏み込みました。
茂木前幹事長
「これまでのように個別政策ごとに野党に協力を求めるのでは政治が前に進まない。新たな連立の枠組みを追求し、力強い政権基盤を固めていく。例えば、日本維新の会・国民民主党のような政党とはしっかりと話をしたい」
「これまでのように個別政策ごとに野党に協力を求めるのでは政治が前に進まない。新たな連立の枠組みを追求し、力強い政権基盤を固めていく。例えば、日本維新の会・国民民主党のような政党とはしっかりと話をしたい」
このラブコールに対し、日本維新の会の吉村洋文代表は…。
「社会保障改革と副首都構想は(維新の)二本柱なので、自民党の総裁候補はどう考えるのか」
国民民主党の玉木雄一郎代表は、10日に民放のテレビ番組に出演し、自公との連立は「政策で一致できるかが重要」と述べました。
また、茂木氏は会見で、参院選で与党が公約に掲げた2万円の現金給付は、見送るべきだという認識を明らかにしました。
総裁選については、高市早苗前経済安保大臣も、早ければ週内にも出馬表明する見通しです。
(「グッド!モーニング」2025年9月11日放送分より)
広告