政治

報道ステーション

2025年10月2日 03:47

小泉氏「訂正を求める」文集報道に強く抗議 826人が“離党”

小泉氏「訂正を求める」文集報道に強く抗議 826人が“離党”
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自民党総裁選に出馬している小泉進次郎農水大臣が、自らに向けられた週刊誌報道について強く抗議しました。

小泉氏は1日から総裁選期間中の異例の外遊。

小泉進次郎農水大臣
(Q.神奈川県連で826人が離党させられたという報道について)
「すでにコメントを出した通りです」

こう言うと、国際会議が開かれるフィリピンへ出発しました。

小泉氏のコメントです。

小泉氏のコメント
小泉氏のコメント
「私の関知しない事実を、あたかも総裁選のために私や私の関係者が行ったかのように強引に結びつけた記事を掲載することは、選挙に不当な影響を与えかねない不適切な報道であると言わざるをえません。強く抗議するとともに記事の訂正を求めて参ります」
週刊文春電子版

抗議の相手は週刊文春。先月30日夜、電子版で、小泉氏の側近が今年6月、神奈川県内の党員826人を勝手に離党させていたと報じていました。そのうち、9割以上は“高市派”だったという証言も紹介しています。

自民党神奈川県連

報道を受け、自民党神奈川県連は1日午後、緊急の会見を設定。6月に826人を離党させる手続きを取ったことは事実と認めました。

自民党 神奈川県連 梅沢裕之幹事長
自民党 神奈川県連 梅沢裕之幹事長
「我々、県連のミスによって、皆さんに混乱を招いてしまったことをおわびを申し上げたいと思います。申し訳ございません」
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要因

ただし、県連の説明によれば、その要因は、826人の入党に関わった中山元衆院議員の事務所が「党員の継続は難しい」と伝えてきたこと。連絡を受け、県連は離党の手続きを進めます。しかし結果的に、826人に離党の意思はありませんでした。

小泉氏のコメント
小泉氏のコメント
「本件は参議院選挙以前の話であり、参院選の敗北等に伴う総裁選挙の開催に関連しようがない出来事です。なお、6月時点の手続きが適切なものであったかどうかについては、神奈川県連において今後調査し適切に対処してまいります」
投票用紙を速達で送付

県連によると、826人には先月26日に投票用紙を速達で送ったということです。

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