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4日、自民党総裁選挙が行われます。小泉進次郎農水大臣(44)と前経済安保担当大臣の高市早苗氏(64)が優勢ですが、ここにきて林芳正官房長官(64)が支持を広げ2位に食い込む勢いです。決選投票になった場合どのようなシナリオが想定されるのでしょうか。
「幸せになるにはどうしたらいいか」答えは?
最後になる討論会。候補者たちに一風変わった質問が。
質問
「子どもたちに『幸せになるにはどうしたらいいか』聞かれたら?」
「子どもたちに『幸せになるにはどうしたらいいか』聞かれたら?」
前幹事長 茂木敏充氏(69)
「自分のやりたいことができるということだと思う。そういう環境を整えるのが政治家の責任ではあるが、自分のやりたいと思っていること、それぞれ違うが、実現できないんじゃないかという失望感が問題」
「自分のやりたいことができるということだと思う。そういう環境を整えるのが政治家の責任ではあるが、自分のやりたいと思っていること、それぞれ違うが、実現できないんじゃないかという失望感が問題」
元経済安保担当大臣 小林鷹之氏(50)
「頑張れば絶対に報われるということだと思う。頑張って失敗することもあるかもしれないが、諦めずに頑張っていれば必ずいいことがある」
「頑張れば絶対に報われるということだと思う。頑張って失敗することもあるかもしれないが、諦めずに頑張っていれば必ずいいことがある」
林官房長官
「私も経験しているが落ち込む、子どものころから思春期まで、だから同じような悩みを共有して人に話すとそれで下がることもあった。やっぱり友達を作れる環境が大事だと思う」
「私も経験しているが落ち込む、子どものころから思春期まで、だから同じような悩みを共有して人に話すとそれで下がることもあった。やっぱり友達を作れる環境が大事だと思う」
高市氏
「夢を諦めなくてすむ環境を作りたい。それは子どもであれ大人であれ、例えばキャリアをどうしても諦めなくてはいけないとか、そういうことをできるだけ減らす環境を作りたい」
「夢を諦めなくてすむ環境を作りたい。それは子どもであれ大人であれ、例えばキャリアをどうしても諦めなくてはいけないとか、そういうことをできるだけ減らす環境を作りたい」
小泉農水大臣
「結構悩み相談を受ける、『なんでそんなにたたかれても大丈夫なのか?』とか、全然大丈夫じゃない。悩んでいる人たちからそういうことを言われた時に必ず言うのは、何か本とか、誰かが言っていることとか外に答えを見つけようとしないで、自分の中に答えを見つけようとしたほうがいいと」
「結構悩み相談を受ける、『なんでそんなにたたかれても大丈夫なのか?』とか、全然大丈夫じゃない。悩んでいる人たちからそういうことを言われた時に必ず言うのは、何か本とか、誰かが言っていることとか外に答えを見つけようとしないで、自分の中に答えを見つけようとしたほうがいいと」
1回目投票 2位巡り駆け引き
今回も1回目の投票では決まらず、決選投票になる公算が大きくなっています。
政治部 与党キャップ 澤井尚子記者
「ANNの世論調査や議員票の取材を合わせると、小泉さんが議員票、党員票ともにリードし、高市さんが追う形です。この2人の決選となる可能性が高いのは変わりませんが、ここにきて、林さんが石破総理に近いベテラン議員などを取り込み、2位に食い込もうと、追い込みをかけています」
「ANNの世論調査や議員票の取材を合わせると、小泉さんが議員票、党員票ともにリードし、高市さんが追う形です。この2人の決選となる可能性が高いのは変わりませんが、ここにきて、林さんが石破総理に近いベテラン議員などを取り込み、2位に食い込もうと、追い込みをかけています」
小泉氏と高市氏、そして林氏の三つどもえの様相を呈してきた総裁選。林氏の追い上げの背景は…。
「テレビなどでの討論会が続くなかで、林さんの受け答えの安定感や教養・ユーモアなどが受けているのだと思います。守りのために紙を読みすぎていると指摘される小泉さんと比較する声も聞かれます」
勢いに乗った林氏が、小泉氏と決選投票になった場合には大きなチャンスが巡ってくるといいます。
「小泉陣営は、林さんとの決選は安定感のある林さんに軍配が上がりかねないとして、避けたい考えで、1回目で小泉さんの議員票に余裕があれば、高市さんに票を回すべきという声も出ているくらいです。議員票を積み増して2位に食い込めさえすれば、決選投票では小泉さんをひっくり返せると狙っています」
小泉氏と高市氏の決選投票になった場合は…。
「林陣営は、『高市さんだけは避けたい』という議員も多く、小泉・高市の場合には、小泉さんが選ばれる可能性が高い情勢と言えます」
(「グッド!モーニング」2025年10月3日放送分より)
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