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高市早苗新総裁の誕生を受け、週明けの東京市場では日経平均株価が最高値を更新しました。一方で、少数与党となる新体制では政策実現に向けて野党の協力が不可欠で、連立を巡る駆け引きも活発化しています。
高市トレード 日経平均一時4万8000円
アメリカ トランプ大統領のSNS
「日本は初の“女性総理”を選出しました。彼女は非常に尊敬される人物であり、深い知恵と強さを兼ね備えています。日本の国民にとって非常に喜ばしい知らせです」
「日本は初の“女性総理”を選出しました。彼女は非常に尊敬される人物であり、深い知恵と強さを兼ね備えています。日本の国民にとって非常に喜ばしい知らせです」
日本時間6日夜、SNSで女性初の総裁誕生を歓迎したトランプ大統領。総理指名選挙の前で、高市氏はまだ総理大臣ではありませんが、早くも評価した形です。
日経平均株価は6日、2000円以上上げる全面高の展開となり、一時史上初となる4万8000円台に乗せました。
国民・榛葉幹事長が麻生氏と会談
市場の期待が高まる一方で、政権運営のハードルとなるのが連立の問題です。
公明党 斉藤鉄夫代表(73)
「正直申し上げて、きょう、わが党の支持者の方々からも大きな不安や懸念があることを率直に申し上げ、その解消なくしては連立政権はないと申し上げた。(高市氏が)うなずきながら率直に聞いていただいて、それらの心配がないようにしっかりとした政権協議、政策協議を行っていきたいと、このようなお話でした」(4日)
「正直申し上げて、きょう、わが党の支持者の方々からも大きな不安や懸念があることを率直に申し上げ、その解消なくしては連立政権はないと申し上げた。(高市氏が)うなずきながら率直に聞いていただいて、それらの心配がないようにしっかりとした政権協議、政策協議を行っていきたいと、このようなお話でした」(4日)
公明党から連立離脱の可能性も示唆されるなか、自公政権を継続していく考えを表明したという高市氏。一方で、斉藤代表と面会した日の翌日にこんな動きもありました。
朝日新聞など複数のメディアによると、5日夜に高市氏は国民民主党の玉木代表と極秘に会談を行っていたことが分かりました。
さらに6日昼ごろには、国民民主党の榛葉幹事長が自民党の麻生最高顧問のもとを訪れて30分間会談しました。
連立政権の枠組み拡大を視野に、自民党が国民民主党に連携・協力を要請したとみられます。
臨時国会を15日に召集する方向で調整していた政府・与党。しかし、17日を軸にずれ込む可能性も出てきていて、朝日新聞によると、国民民主党との協議を丁寧に進め、総理指名選挙に臨みたい意向などがあるとみられます。
(「グッド!モーニング」2025年10月7日放送分より)
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