1
10月4日に高市早苗氏が自民党新総裁に就任した。その“想定外”の結果にざわつく自民党内の様子を、政治部記者が明かした。
日本初の女性総裁となった高市氏。テレビ朝日政治部・澤井尚子与党キャップは、就任から2日経った永田町の様子について「だいぶ意外だったので、まだちょっとざわついている。永田町全体が、小泉氏の総裁就任を思い描いていたスケジュールから、国会召集も15日の予定から後ろ倒しになりそうだし、連立相手の公明党もだいぶ懸念を示している」と話した。
また、当選後の高市氏の「ワークライフバランスを捨てる」発言について、ニュース番組『ABEMAヒルズ』コメンテーターでEVeMのエバンジェリスト・滝川麻衣子氏は、以下のように語った。
「(高市氏は)男女雇用機会均等法よりもっと前から社会に出た世代で、乗り越えてきたことは大きい。総理まで王手という状況での『ワークライフバランスを捨てる』発言で、気持ちはわかるが、今の世の中の流れで見たときにいろいろな受け止め方をする人が出てくるのは事実であるため、発言の調整はこれから行われるのだろうと思う」(滝川麻衣子氏)
高市氏の「ワークライフバランスを捨てる」発言をめぐり、“反発”と“賛同”で、世論は分かれているが…。
「ワークライフバランスを選択できる社会は絶対に必要。だけど、どういう働き方をするのかを決めるのは、それぞれの人がやれれば…というのが伝われば良かった」(滝川麻衣子氏)
(『ABEMAヒルズ』より)
広告