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執行部の新たな顔となったのは、古屋圭司氏(72)、小林鷹之氏(50)、有村治子氏(55)、鈴木俊一氏(72)の4人です。野党は「古い自民党の復活だ」と攻勢を強めています。
高市総裁 新執行部を発表
新しい党執行部にその名前がなかった小泉進次郎農水大臣(44)。
小泉農水大臣
「(Q.高市総裁から幹事長を打診されたんだけど、それを断って農水大臣続投、コメ増産を引き続いてやりたいみたいなやりとりは?)なかったです」
「最後の日まで農水大臣としての務めをしっかりと果たしてまいります」
「(Q.農水大臣続投の希望を伝えた?)こちらから希望を伝えることなんてありません。そんな僭越(せんえつ)なことは致しません」
「(Q.高市総裁から幹事長を打診されたんだけど、それを断って農水大臣続投、コメ増産を引き続いてやりたいみたいなやりとりは?)なかったです」
「最後の日まで農水大臣としての務めをしっかりと果たしてまいります」
「(Q.農水大臣続投の希望を伝えた?)こちらから希望を伝えることなんてありません。そんな僭越(せんえつ)なことは致しません」
果たして小泉大臣はどのポストに起用されるのか…。
高市・麻生の2枚看板でスタートした新執行部。麻生太郎元総理(85)は名誉職の意味合いが強い最高顧問から、副総裁に就任。
党4役は幹事長に麻生副総裁の義理の弟、鈴木俊一氏。総務会長に有村治子氏。2人は共に麻生派。政調会長には 総裁選の決選投票で高市氏に投じた小林鷹之氏。選対委員長は高市氏の側近、古屋圭司氏が起用されました。
立憲民主党 野田代表
「こんなに麻生カラーが強い人事なのかと。高市カラーが全然ないですよね。古い自民党の復活としか思いようがないと」
「こんなに麻生カラーが強い人事なのかと。高市カラーが全然ないですよね。古い自民党の復活としか思いようがないと」
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公明「本音話せる人いない」
新しい顔ぶれについて連立のパートナー公明党からも こんな声が…。
公明党関係者
「やはり『裏金議員』が入ると『はい、よろしくお願いします』とはいかない」
「やはり『裏金議員』が入ると『はい、よろしくお願いします』とはいかない」
自民党 萩生田幹事長代行(62)
「幹事長代行を拝命しました。萩生田光一です」
「幹事長代行を拝命しました。萩生田光一です」
萩生田氏の政策秘書は今年8月、いわゆる裏金問題を巡る政治資金規正法違反の罪で略式起訴され、東京簡易裁判所が罰金30万円と公民権停止3年の略式命令を出したばかりです。
公明党はこの人事に難色を示しているほか、新執行部には「パイプ役になる人や本音で話せる人がいない」と不安を口にしています。
立憲民主党 安住幹事長
「高市政権が簡単にできるなんて思って、わんわん報道しているのは皆さんであって、永田町はそんな雰囲気じゃないですよ」
「高市政権が簡単にできるなんて思って、わんわん報道しているのは皆さんであって、永田町はそんな雰囲気じゃないですよ」
国民民主党 玉木代表
「自公の連立政権がそもそも続くのか続かないのかと。我々も高市体制にどう向き合うかというのは、公明党がまずどうするのか決められて、それを踏まえてのことになるのかなと」
「自公の連立政権がそもそも続くのか続かないのかと。我々も高市体制にどう向き合うかというのは、公明党がまずどうするのか決められて、それを踏まえてのことになるのかなと」
公明党が連立を離脱する可能性はあるのか。高市総裁は7日午後、公明党の斉藤代表と会談しました。
公明党 斉藤代表
「きょうはまだ結論に至りませんでした。引き続き協議をすると」
「きょうはまだ結論に至りませんでした。引き続き協議をすると」
政治とカネについて、まだ懸念点が残っているということです。
公明党 西田幹事長
「(Q.(連立)離脱の選択肢もまだ残っている?)引き続き協議をするということです」
「(Q.(連立)離脱の選択肢もまだ残っている?)引き続き協議をするということです」
トランプ大統領「素晴らしいニュース」
そんななか、アメリカのトランプ大統領は6日、まだ総理大臣にはなっていない高市総裁について、こう書き込みました。
「日本が初めて女性の総理大臣を選んだ。深い知恵と力強さを持つ非常に尊敬される人物だ。日本国民にとっては素晴らしいニュースだ。皆さん、おめでとう!」
これに対し高市総裁もSNSを更新。
「トランプ大統領から温かいお祝いのお言葉をいただき大変うれしく思います」
トランプ大統領は今月下旬の来日が調整されています。
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