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自民党総裁選の決選投票で敗れた小泉進次郎氏。決選投票前の演説での“異変”をジャーナリストの青山和弘氏は指摘する。
小泉氏の演説について、自民党の元衆議院議員・金子恵美氏は「最後の決選投票前の演説って、本当にこれまでの横綱相撲をやってきた、守りの選挙をしたものが全て表れた感じがした。もう決まったかのような演説というか。議員や選管の人たちに『ありがとう』はもちろんだが、やっぱり議員はそこだけでいいのかなって思ってしまったと思う」とコメント。
青山氏は「1回目(の議員票)が80票しか出なかった。小泉氏はあれが多分相当ショックを受けたんだと思う。その後、演説がすぐだったが、やたら噛んでいたし、表情もちょっとおかしいところがあった。もっと国のこととかを当然言うべきところを、チームをまとめるという方向に、決選でまたまとまってほしいみたいな、そっちの願望が強く出すぎてしまっていた」と語る。
決選投票前の演説は原稿を用意していたはずだが「それが飛んでしまったのではないかと思うぐらいに、僕から見ても不可思議な演説だった」「相当ショックだったのだろう。周辺からもそんな声が聞こえてくる」との見方を示した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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