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元厚生労働大臣・元東京都知事の舛添要一氏が5日のABEMA的ニュースショーに出演した際に、高市新総裁選出について中国の反応を語る場面があった。
総裁選で高市氏が総裁に選出された直後、舛添氏の元には中国の知人からメッセージが届いたという。それは「今後の日中関係についてはほとんど全員が悲しく感じています」というものだった。
舛添氏は「総裁選の前から高市氏になったら大変だという。右寄りすぎて、反中国でむしろ台湾を大事にするような面があるということで非常に警戒感を持っていて、なんとか小泉氏になってくれと。だから(総裁選前の)予想で『小泉1位本命』と出ると喜んでいた。そうしたらひっくり返ったから、びっくり仰天して、これ以上悪化しないことを望むみたいな意見が出てきた」とコメント。
ジャーナリストの青山和弘氏は「安倍(晋三)氏もかなり警戒されて始まったが、就任してからいきなり中国・韓国に行ったりして、意外と話せるじゃないかとなると、逆に評価が上がる時もある。ただ、それは周りのスタッフも含めて、高市氏がどういう戦略で臨むかを練っていくことが大事で、その度量とチーム力があるかどうかをまず見なきゃいけない」と語った。
自民党の元衆議院議員・金子恵美氏は「今までは、靖国のことも強気な姿勢をいつも変えなかったが、今回の総裁選を見ても、あまり刺激してはいけない時には控えられるのではないか。総理在任中は、例えば8月15日はピンポイントで行かないとか。だけど自分の信念を見せる。保守派に向けてもというのは上手くバランスを取られるのではないか」との見方を示した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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