自民党の元衆議院議員・宮崎謙介氏と金子恵美氏が5日のABEMA的ニュースショーに出演した際に、高市早苗新総裁の人柄について語る場面があった。
高市氏について、金子氏は「(イギリスの)サッチャー元首相に憧れているというのはよく聞いていて、いよいよ『日本のサッチャー』になったなと。3回目の挑戦というのもあって、本当にかなり思いがあって、かなり電話もされていたという、ここにかけていたんだなと思った。(高市氏が)総務大臣の時に、実は私は総務大臣政務官で、仕事をさせていただいた時に、答弁で官僚側の人たちが用意したペーパーを大きく逸脱するようなことはおっしゃらないが、必ずそこに自分の考えや思いをのせてお答えになるところが、自分の信念や思いを常に持った政治家でいらっしゃるんだなと思った。みなさんちょっと怖いイメージを持たれているみたいだが、総務省の官僚の女性職員を集めて『女性の会』などをやってくださったり、そういった配慮もされていた」とコメント。
宮崎氏は「高市氏と初めてお会いしたのは、僕の初当選が2012年で、その1年ぐらい前に自民党本部で勉強会があって、そこでご挨拶したときが始まり。『京都から出るんです』と言ったら、京都と奈良の面白いエピソードをおっしゃられて、『頑張って』と言って、すごく柔らかい印象だった。それで、当選してから『あの時の宮崎です』とご挨拶に行って。その当時、(高市氏は)政調会長だったが、政調会長の下に特命委員会というのができる。私はずっとキャリア教育の分野の政策をしたかったが、高市氏の特命委員会にキャリア教育推進特命委員会というのができていて。(当時)文科省でもその分野について注目していなかったが、新しいものに対してもアンテナを張って進めていくのが得意な方なんだなと思った。高市氏は世の中からすると、保守だけのことをやっていると思われがちだが、新しいこともやっていける。そういうバランス感覚のある方だと思っている」と語った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)