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自民党と公明党の連立関係に暗雲が漂っています。高市新総裁の総理就任にどう影響を与えていくのでしょうか。
自公連立どうなる あす党首会談へ
およそ26年間、自民党と連立政権を組んできた公明党が揺れています。
公明党 赤羽中央幹事会会長
「(Q.会合の中で『連立を解消すべき』という意見は出席者から出た?)そういう方もいました。解消すべきというか、そうなってもやむなしと」
「(Q.会合の中で『連立を解消すべき』という意見は出席者から出た?)そういう方もいました。解消すべきというか、そうなってもやむなしと」
連立離脱について賛否両論上がったという、9日の公明党中央幹事会。赤羽中央幹事会会長は連立を離脱して、閣外協力する形にも言及しました。
「(連立を)外れたとしても敵対関係になるみたいな話じゃなくて、政策実現できるように最大の努力をすると」
先の参議院選挙で苦汁を飲んだ公明党。高市新総裁とは、理念に違いも見られます。
連立協議で示した懸念は、「靖国神社参拝問題と歴史認識」「過度な外国人排斥問題」「政治とカネ」の3つ。うち2つについては認識を共有したものの、政治とカネについては自民党にこう注文をつけました。
公明党 斉藤代表
「企業・団体献金について一歩前進をはかるべきではないかと」
「企業・団体献金について一歩前進をはかるべきではないかと」
公明党は企業・団体献金の透明性を高めるため、受け皿を政党本部と都道府県連に限定するよう求めています。
これに対し自民党は、約7800ある「政党支部」の大半が献金を受け取れなくなることから、難色を示しています。
自民党幹部
「透明化することには賛成だ。でも政党支部があって人がいて、お金もそこにあるわけだから、活動できなくなっちゃう」
「透明化することには賛成だ。でも政党支部があって人がいて、お金もそこにあるわけだから、活動できなくなっちゃう」
斉藤代表は8日、連立協議が決裂した場合、総理大臣指名選挙では高市総裁に投票しないとの考えを表明。
自民党と公明党は10日、再び党首会談を行う予定です。
赤羽中央幹事会長
「(Q.自民党側から政治とカネの問題で前向きな回答が得られなかった場合、その場で『連立離脱』を告げる?)究極の仮定の話で、答えられません」
「(Q.自民党側から政治とカネの問題で前向きな回答が得られなかった場合、その場で『連立離脱』を告げる?)究極の仮定の話で、答えられません」
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