政治

ABEMA NEWS

2025年10月16日 07:01

約5割が “高市総理”を支持 「高市シフト」で参政・国民から支持者回帰も?世論調査から見る現状を「JX通信社」米重氏が解説

約5割が “高市総理”を支持 「高市シフト」で参政・国民から支持者回帰も?世論調査から見る現状を「JX通信社」米重氏が解説
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 26年続いた自民党と公明党の連立解消により政局が混迷している。世論調査から見える現状を、報道ベンチャー「JX通信社」の米重克洋代表取締役が解説する。

【映像】約5割が“高市総理”を支持(実際の調査結果)

 「選挙ドットコム」の「支持政党別 自公連立離脱をどう思うか?」という全国調査の結果によると、自民党の支持層の約5割、公明党の支持層の約8割が「評価する」と答えたことがわかった。また「高市氏が総理大臣に指名された場合支持するか?」という調査には、約50%強が支持すると回答している。

 この結果を米重氏は以下のように分析する。

「『強く支持する』が3割いるのは、支持基盤として近年では強い方だ。岩盤保守層といわれる層が高市氏を支持しており支持率にも表れている。今後、高市氏にアゲインストの逆風が吹き政権・内閣の支持率が下がることがあったとしても、この3割を1つの目安にして、ある一定のところ以下には下がらない可能性がある」(米重克洋、以下同)

 また“高市シフト”で参政党や国民民主党の支持層にも変化が…。

「石破内閣とは好対照なところがある。石破内閣の場合は高齢になればなるほど支持が高まる傾向があったが高市氏の場合は逆で、50代以下の若い世代の方が支持が高く、高齢になると支持が少ないという特徴がある。NHKの世論調査を見ても、自民党支持層に若い人が入ってきて高齢者が出ていく “高市シフト”が起きていることが明確だ。高市シフトが起きることで、参政党や国民民主党では高市内閣(仮)の支持が高くなり、参政党と国民民主党の支持率が少し下がり自民党に戻っている。一方で自民党の石破支持層が抜けている。このインアウトの関係があるため、結果、自民党の支持率がさほど上がっていない」

(『ABEMAヒルズ』より)

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