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公明党が連立を離脱し、26年間続いた自公の協力体制は解消された。安倍政権と公明党との関係性はどうだったのか。ジャーナリストの青山和弘氏が言及した。
安倍晋三元総理と公明党の関係性について、青山氏は「安倍氏も実は、菅義偉氏がパイプを作って公明党とうまくはやっていたが、やはり距離はあった。当時、(公明党)山口那津男代表と安倍氏は仲が悪かった。これは一緒に会談した人から『ほとんど目を合わせなかった』という証言もあるぐらいだ」と語った。
しかし「周りが公明党と一緒にやらないと安定しないからということで、一生懸命つないで来た。それに対して公明党内で、安倍氏が右寄りの政策をした時に『下駄の雪』『踏んでも踏んでも付いてくるだろう』と言われて、それに対して『面白くない』という思いもそのぐらいから徐々に徐々に醸成されてきたこともあると思う」という。
「最初に連立政権を作った小渕恵三氏はリベラルな政策なので近かったが、やはり小泉純一郎氏や安倍氏になっていって、それでも連立を続けていくというところに対して、徐々に公明党、創価学会の中に不満があって、それがここで頂点に達したという経緯だと思う」(青山氏)
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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