【これまでの経歴】村山富市元総理大臣（101歳）が死去　トレードマークは眉毛　自社さ連立政権で総理大臣に就任

旧社会党の村山富市元総理大臣が大分市内の病院で老衰のため亡くなったことが分かりました。101歳でした。これまでの経歴を振り返ります。

村山元総理は1924年3月3日に大分市で生まれました。
地方議員を経て1972年の衆議院選挙で社会党から出馬し、初当選しました。

1984年4月　衆議院本会議で質問する村山議員

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1993年に社会党委員長に就任し、細川連立内閣の一翼を担いましたが、1994年4月羽田内閣での社会党外しいわゆる「改新」騒動に反発して連立政権を離脱しました。
その年の6月に羽田内閣が総辞職した後、自民党、さきがけと連立政権を組み、総理大臣に就任しました。

1994年6月　首相指名決戦投票で新総理大臣に決まった

トレードマークの眉毛の手入れをする村山総理（1994年4月）

村山政権の閣僚（1994年6月）

阪神淡路大震災のあと神戸市の避難所を訪れた（1995年1月）

これまで社会党が一貫して主張してきた方針を転換して「自衛隊合憲、日米安保体制堅持」を表明しました。

1995年8月「戦後50年談話」を発表した

手を振って首相官邸を去る村山総理（1996年1月）

1996年1月に内閣総辞職したあとは党務に専念し、2000年の衆議院選挙には出馬せずに政界を引退しました。

社民党の福島瑞穂党首と（2022年6月）

握手して来訪者を見送る村山さん（大分市・2024年2月）