政治

ABEMA NEWS

2025年10月26日 18:15

高市新政権に街の声は…「年寄りも大事にしてもらいたい」「裏金議員を主要ポストに起用してガッカリ」 片山財務大臣の元夫・舛添要一氏が聞く“庶民の本音”

高市新政権に街の声は…「年寄りも大事にしてもらいたい」「裏金議員を主要ポストに起用してガッカリ」 片山財務大臣の元夫・舛添要一氏が聞く“庶民の本音”
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 憲政史上初の女性総理が誕生。高市早苗総理を中心とする新内閣について、元厚生労働大臣・元東京都知事の舛添要一氏が浅草の街で市民の意見を聞いた。

【映像】裏金議員の起用に市民が怒りをあらわ(実際の映像)

 高市総理は「今までよりはるかに多く女性からも選んで活躍していただく」と宣言していたが、新生・高市ジャパンで入閣した女性は経済安保担当兼外国人政策担当大臣の小野田紀美氏と、女性初となる財務大臣、片山さつき氏の2人だけだった。

 高市総理とは35年以上の付き合いだという舛添氏は「国際的な評価も、あの日本で女性の総理大臣かということで非常に盛り上がっていると思う」とコメント。また、元妻である片山氏の財務大臣の起用についても「出世するのは嬉しいこと」と語った。

 そんな舛添氏が高市新政権について街の声を調査。浅草のお食事処「まえ田」を訪れた。常連客は「僕はとっても希望を持っている。楽しみにしている。期待しています。組織的な問題で言ったら、麻生(太郎)さんをどうぶった切るのか」と率直に語った。物価対策については「円高にすればいいんだ」「お金ちょうだいって日本人は言えないんだよ!」と明かした。

 70代の女性は「初めての女性の総理大臣だからいいんじゃないですか。年寄りも大事にしてもらいたい」と主張した。大衆演劇の座長を務める男性は「これから日本が新しい風が吹いていくんじゃないかなと感じた。包み隠さずに言うともっとお金持ちになりたい」と明かした。

 話はいまだ下がらないコメの価格高騰にも及んだ。ある女性は「高い!お米はもう全然食べられない」と語り、その娘は「物価が上がるのに給料は上がらないから。消費税ばかり上がって、結局手取りはマイナスで……これじゃ生活ができない」と庶民の苦境を訴えた。これを聞いた舛添氏は「高市総理にそういう庶民感覚があればいいと思う」と話すと、女性は「しばらくちょっと様子を見なきゃ……」と語った。

 物価が高騰しても値上げはしないというお食事処「まえ田」4代目店主の小野正夫さんは「簡単には上げられない。食堂の看板に“大衆”がついているから。でも我々もご飯は食べるので、良い米を使いたい。高市さんだったら、個人的にはうまくやっていただける可能性はあるのかなと……」と期待感を示した。

「主食を政府が管理できない国はダメ。維新との連立がうまくいくかどうか……。消費税減税ができるかどうか。この連立はそんなに簡単に長続きしないと思う」(舛添氏)

 熱烈的な舛添ファンからは、注目の閣僚として「もう大期待は小野田さん」と小野田紀美氏への期待の声が。しかし、閣僚人事については「キックバック問題でも裏金問題の解決にも至っていないのに、けっこう主要ポストに……。あれは腹立たしい思いでいっぱい。姑息だなって思った。高市さんそれ来たかよって……とてもガッカリ」と、裏金問題に関わった議員が主要ポストに復活したことへの不満をあらわにした。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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