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元厚生労働大臣で元東京都知事の舛添要一氏が9日のABEMA的ニュースショーに出演した際に、国会での質問通告をめぐる体制について苦言を呈した。
番組では、高市早苗総理が深夜3時の勉強会を開いたことを取り上げた。これに対し、舛添氏は「もうちょっと要領良くやってくれた方がいいと思う。周りが大変」とコメント。
さらに、国会での質問通告に触れ、自身が厚労大臣を務めていた時の経験として「質問は(国会審議の)1日半前に出さないといけない。そうしたら徹夜しないで書けるが、ひどい議員は直前に出す」と説明。加えて「私が厚労大臣の時、一番ひどかったのは立憲民主党の長妻(昭氏)。要するに昼ご飯食べてる時に、午後のを持ってくる。すると、秘書官も私も昼ご飯を食べる時間がない。1日半前に出さないといけないのに」と指摘。
また、「『今、北朝鮮がミサイルを打った』こういう緊急事態は別だ。だけど、年金の記録の話なんて2日前に出せるだろうと。問取りというのを役人に回って行くので、1日半前に出さないといけないのに誰も守っていない。そんなことをやっているから、みんな徹夜になって、霞ヶ関の周りにいっぱいタクシーに並んで、深夜のタクシー券を使ってお金の無駄遣い。役人もくたびれる。高市氏みたいに朝3時になっちゃう。だから、こういう国会のくだらんやり方を徹底的にマスコミもしかるべきだ」と訴えた。
「『時間がない』というのはルールだから、それは理由にならない」「やっぱりルールを守らなきゃ、国会議員なんだから、ということを私は声を大にして、野党諸君に言いたい」(舛添氏)
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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